ネオクラシズム様式

インテリアの歴史のネオクラシズム様式とは

【ネオクラシズム】

18世紀中期から古典様式への関心は急速に高まり、ロココの特徴であった曲線は再び直線にかわり、シンメトリーの構成と古典的なプロポーションが重視される事になった。この様式をネオクラシズム(新古典主義)といいます。

【フランスの建築】
アンジュ・ジャック・ガブリエル設計

ベルサイユ宮殿のプティ・ドリアノン 1768年

【イギリスの建築】
ロバート・アダム

オスタレー邸、18世紀後期

【フランスの家具】
ジヤン・アンリ・リーズナー

マリーアントワネットの愛用の家具作成

※18世紀末のフランス革命後執政官によるものはディレクトワール様式

【イギリスの家具】
  • アダム兄弟       ジョージ1世
  • ヘッペルホワイト    ジョージ2世
  • シェラトン         ジョージ3世
【ドイツの家具】

ダビット・レントゲン職人を組織し、時計や家具を製作し、その作品は全ヨーロッパの王侯貴族に納められ名声を上げた。

【アダム兄弟】

古代ギリシャやローマの意匠を取り入れた古典的なあインテリアや家具を発表。椅子にもクラッシクモチーフを取り入れ、背板は楕円や楯形のものが有名。

【ヘッペルホワイト】

アダム様式を基本として発展させ、中流市民の生活に適した家具を作りました。椅子の背には楯形が多く、脚部は直線的でその先端はスペードフットを持った物が多く見られる。

【シェラトン】

アダム兄弟・ヘッペルホワイトの様式を受け継いだシェラトンはすぐれた家具デザイナーで、家具の図集や辞典を著わしました。家具は新古典主義の直線的構成で幾何学模様なデザイン。