インテリア用語 タ行
タッセル Tassel
房、飾り房。カーテンを開けた時にとめるバンドのこと。一般的に共布で通るのが普通。最近では装飾的なさまざまな形、材質なものがある。
タブカーテン Tab CurtainTab
垂らしたり、つまんだり、目印にするための布の意。布野の吊輪にレールをとうして吊れるのれん状のカーテンスタイル。
タフタ Taffeta
三原組織の一つ。絹、レーヨン、アセテート、ナイロン、ビニロン、ポリエステル、などの繊維による目のつんだ平織り。美しい色系をもちいた玉虫、格子などの交織もの。絹で織ったものはとくに豪華。高級インテリアのドレーバリー、ベッドスプレット、ランプシェードなどに使用される。
ダマスク Dammsk
5、6世紀頃シリアのダマスカスで多く作られ、名付けられた絹、レーヨン、毛、モヘア、綿、亜麻、ポリエステルなどの繊維による朱子地紋織りで、ジャガード織りの一種。表面の地が経朱子織り、紋が緯朱子織りのため、光による反射の違いから、柄が浮き上がって見えるのが特徴。テーブルクロスやナフキンに多い織り方。カーテン地として日本人に好まれる織物。
チュールレース Tulle Lace
亀甲目のたて編みで地が作られ、柄糸を編み込み、模様を作られているレース。
チンツ Chintz
綿、レーヨン、ポリエステル繊維による平織り。更紗。本来は17世紀インドで織られた木綿布地をいう。無地の他、手押染め、銅板染め、輪転染めなどがある。最近のものはカレンダー加工や樹脂で覆って艶を出してあるものをチンツ加工と呼び好まれています。
ツイード Tweed
ウールの厚手の平織り、家具の張り地等に使用される。粗い感じのテクスチャーが特徴。
テール Tail
もともとは尻尾のこと。カーテンの上飾りの左右に垂れ下げた飾りのこと。
トップトリートメント Top Treatment
窓やカーテンの上部を飾り方や部材を含めた総称。
ドビー Dobby
ドビー織機による織物。ドビー織機は、綾織りをはじめ簡単な紋織りまで織れる。模様の丈(リピート)や幅(ピッチ)に制約があるため、比較的小さな単純な無地、ストライプ、チェック、小紋柄に限られる。
トランスペアレント Transparent
レールは一般的に編み物でできたものを言います。ボイル、シアー、オパール、オーガンジーなど、透ける素材の総称としてトランスペアレントと呼んでいます。
トランスルーセンシー Translucency
半透明感のある素材。トランスペアレントの素材を2枚、3枚と重ねて使用すると透けにくくなってきますがこのような使い方も意味している。
トリミング Trimming
仕上げのために整えたり、飾りをつけたり、装飾するもの。
ドレーバリー Drapery
直訳的には「ヒダが優美につけられた掛け布」という意ですが、アメリカではカーテン&ドレーバリーという言葉で表現されます。窓に合わせて吊り、カーテンは欧米では垂らした布、軽い裏のないものを。つまり、比較的薄手のものやレースのような透けるもの、アンダートリートメントに使われるものを指します。ドレーバリーは窓のサイズに合わせて限定するものでなく、窓内全体の構成の中で布をどのように吊るかということで窓の少ない壁面に吊ることもあります。又、単に厚手の織物だけでなくドレープ、プリント、無地など薄く透ける以外の布の総称として使われています。